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「テレワーク・デイズ2019」に参加しました
株式会社サンソウシステムズは、今年も「テレワーク・デイズ」に参加しましたのでレポートいたします。
今年は、2020年東京大会前の本番テストとして、7月22日(月)~9月6日(金)の約1ヶ月間が「テレワーク・デイズ2019」実施期間と設定されております。この運動は本来、オリンピック開催時期の首都圏内で通勤時間の混雑緩和を図るためでありますが、同時に「働く、を変える日」として従来の働き方を見直す検証の場としても推奨されております。
そこで今回は、当社の1営業マンにスポットをあて、1日テレワークした行動記録を基に「そとではたらく」を、実体験レポートとして報告します。
テレワークを実施ししてみた結果、環境面や仕事面で、クラウド技術とコミュニケーションツールがどの様に役立っているのか?実体験ならではのリアルな感想も含めて、皆様のご参考となりましたら幸いです。
詳細
テレワーク・デイズ「働く、を変える日」
実施目的と検証内容
とにかく様々な環境で仕事をし、テレワークの適材適所を探る
- 自宅でテレワーク
- 時差行動による、朝の通勤ラッシュと比較
- 東京都内で「気持ちよく働ける環境」を探す
実施対象日
2019年7月24日(水)
対象(ロケーション6ヵ所、テレワーク2名)
ロケーション
業務で使用した主なツール
ロケーション(自宅)
7:30 朝食を済ませた後、コーヒーを飲みながら、、。
- ・『Office365』で問い合わせメールの対応。
- ・『デスクネッツNEO』でスケジュール確認した上、お客様へアポイント候補日程をメールでご案内。
8:52 になり、『ジョブカン』で出勤打刻。
9:00 になり、本社メンバーと『direct』で関係者と業務連携。
※左の写真は「Shadow Desktop」をPCで起動中の画面。
時差移動(路線バス、JR宇都宮線 上り)
9:20 自宅近くの停留所から路線バスに乗り、JR東大宮駅へ
いつも座れないバス車内は、自分以外に3名の乗客しかいない。
ゆったりして快適な車内、『direct』のゲストモードで外部のパートナーからの質問にチャットで応答。
9:30 JR東大宮駅 改札口。
通勤時間帯であれば、会社員や学生で大混雑して、真っ直ぐ歩くのも困難な状況。この時間帯は人がほとんどいなかった。
この調子で、都内のお客様へ向かう電車内でも座れて、ノートPCで移動しながら仕事が出来ると油断していた。
しかし、いつもより2時間も時差移動したにも関わらず、乗車率は普段とあまり変わらず体感的に通常の90%程度。
立って、つり革掴んでスマホでニュース見るのがやっと。
時差出勤しても、電車の混み具合は、あまり変化なし。
ロケーション 企業のオープンスペース( 協力:L is B様 本社オフィス内)
10:30 ビジネスチャット『direct』の開発元であり、ビジネスパートナーのL is B社にて打ち合わせ。
お互いの進捗確認、新しいチャットボットの企画協議。
写真右:株式会社L is B 取締役 執行役員 営業部長 渡辺様
写真左:当社 コンサルティングセールス 岩間
11:30 L is B様のお洒落なオープンスペースを見学。
とてもお洒落で、バーカウンターがあったり、ダーツの機械があったり、大型スクリーンもあるので、セミナーなどで50人は入れる?広くて快適な空間でした。
このオープンスペースの目的は多目的らしく、同社のパートナー企業が気軽に立ち寄れるように配慮されて、社員の方々もここでブレストしたりご飯食べたりと、働く自由な空間としても活用されているそうです。
「Life is Beautiful」と書いてあるところで記念撮影。(L is Bの社名は、ここからきているのです)そのまま電源とWiFiを仮りて、自販機にあるジュースまで頂いて、12時まで仕事させていただきました。L is B様、ご親切に対応頂き有難うございました!
秋葉原で人気のラーメン店(青島食堂)
12:00 秋葉原で行列のできる人気ラーメン店で並ぶこと20分。
この隙間時間、社内スタッフから問い合わせがくる。
こ『direct』で意見交換しながら、業務の意思決定を行う。
メールと違って、プッシュ通知で相手の要件を即時に受け取れるから、お互いどこに居ても安心して業務の連携ができる。これは本当に効率が良いと実感できた。
電話は相手の時間を拘束する、メールでは対応が遅れる。チャットなら、お互い都合の良いタイミングで返せるし、スピーディに対応できるのはチャットならではの利点。
ロケーション 客先へ商談訪問(虎ノ門 お客様オフィス)
13:30 お客様と商談の為、虎ノ門にあるオフィスへ訪問。
商談中はノートPCで、『kintone』にある前回の議事録を見ながら打ち合わせしつつ、『direct』のチャットボットと対話すると、新しい課題や宿題をその場で記録できるため、社内メンバーとも記憶がホットなうちに情報連携できて効率的。
チャットボットと『kintone』を活用して、商談内容を漏れの無い様に、ToDoと一緒に商談タスクを管理する。
ロケーション 東京都内の某カフェ(神田)
15:00 東京の気温は31度、体感的には34度くらいに感じる。
東京駅から神田駅まで移動して、お客様からの問い合わせにPCを開いて対応したいため、座れる場所としてカフェに入るも超満席状態で入れず。
手あたり次第に数軒まわってやっとカフェに入れた。座れるカフェを探すだけでおそらく、20分位は時間を無駄にした。
東京都内では、お昼の時間帯から夕方まで、PCを開いて仕事が出来るカフェが存在しても、利用者数の方が圧倒的に多いのが現状。まさに椅子取り合戦状態である。座れても、人が多く1人あたりのスペースが狭いお店が多いので、隣の人に画面を見られる可能性もある。結局コーヒーを飲んで、お客様にWeb会議の案内と会議の開始時間を告げてカフェを後にする。
東京都内のカフェでテレワークするのは、結果的にあまり向かないと痛切に感じた。
ロケーション コワーキングスペース(協力:Basis Point 上野店
16:00 テレワークする人にとって、最適な環境を揃えているコワーキングスペースという施設がある。
今回は前から気になっていたBasis Point上野店に訪問。上野だったら会社に戻れというツッコミはご容赦を。
初めて利用してみたが、会員登録は1分程度で終わり。店内はきれいで広くて、電源もWi-Fiもプリンターも揃っているので安心感がある。
プラス500円を払って半個室を借り、お客様とWeb会議を行う。
周りに声が聞こえにくくなる他、オフィス環境が揃っているので快適に過ごせた。
Web会議が終わり、そのまま会社のメンバーとテーブル席で向かいあって30分ほど仕事して、17時過ぎに退店し帰宅。
東京都内で集中して仕事をしたい時は、何と言ってもコワーキングスペースの利用に限る。
総括 直行直帰で1日テレワークを体験して
- 朝の通勤所要時間を、自宅作業に充てることで時間的な余裕ができた。
- いつもより2時間遅く家を出ても、電車の乗車率はあまり変わらなかった。
- 移動中、隙間時間は、スマホ(direct)で、社内外連携がスムーズに行えた。
- 東京都内のカフェは、基本的にテレワークに適していないと実感した。
- コワーキングスペースを、ドロップイン(都度利用)で安価に、気軽に利用できる様になってきた。
コワーキングスペース Basis Point について
※写真はBasis Point 上野店
コワーキングスペースとして、今回はじめてお世話になったBasis Pointさんをご紹介します。
無料会員登録をすれば、上野店以外に、五反田店、新橋店、池袋店、神保町店、横浜店、どこでも共通料金で使えて便利です。中でも気に入ったのは、ドロップイン(都度利用)で最初の30分まで200円(税別)で使えるという気軽さ。
2400円(税別)を前払いすることで当日全店舗出入り自由となる「1日使い放題プラン」も魅力的です。
フリードリンク付きですので、パソコンを開いて仕事をしたい時などは、カフェに行くより快適で効率的でした。
上野店のコワーキングスペースでは、カウンター、大テーブル、ソファー、半個室など、さまざまな席の種類があります。
併設されている会議室は、4人~24人まで幅広い人数で利用できる他、同じビルの中には100人まで入れるイベントスペースもありましたので、多目的に使えそうです。
コワーキングスペースというと、どうしても最初に法人登録や決済方法などで会社の経理に手続を依頼したり、何かと面倒で敷居が高いところが多いのですが、Basis Pointなら気軽に、使いたい時にいつでも、どの店舗でもさくっと利用できてしまうのはとてもありがたいと思いました。
また、「Basis Point」専用アプリを使うことで、通常より安く利用できたり、利用者同士が繋がってビジネスパートナーとして出会うキッカケになる、とてもユニークな仕組みが用意されています。
東京都内で働く人は、是非ともここでテレワークをしてみてください。
詳しくは、Basis Point のサイト「コワーキングスペース」にて
2019年08月27日